インデックス投資と高配当投資必要スキルの違い

投資初心者
みすさん
みすさん

インデックス投資で資産拡大してから高配当投資に切り替えたらいいんじゃない?

長谷川
長谷川

投資スキルの違いがあるので、あまりおすすめできないです

インデックス投資に必要な事

インデックス投資はインデックス運用です。

インデックス運用では以下のことはする必要ありません。

・個別銘柄の選択する事
・投資タイミングを計る事

インデックス投資は選んだ銘柄が長期で考えたときに右肩上がりに成長することを期待しての投資です。

・暴落が来ても大丈夫なリスク許容度を把握すること
・リスク許容度内での投資金額にすること
・どんな時もコツコツ積み上げる事

以上が必要になってきます。

指数に連動するように投資しているので市場全体に投資しています。

ですから企業業績を分析する必要はありません。

また超長期が前提なので、短期的な上昇や下落は気にしなくてよいです。

ですからタイミングを計る必要性はありません。

長谷川
長谷川

割合を決めている場合リバランスが必要な場合もあります。

例:株式80%、債券20%とした場合、株式のほうが大きくなる可能性があるので、運用しているとバランスが崩れます。

崩れたバランスをもとに戻すのに債券の割合を増やしたりする事を『リバランス』といいます

アクティブ運用に必要な事

高配当投資はアクティブ運用です

アクティブ運用がインデックス運用に勝てる可能性があるのは5つの要素です。

・リスクの低い銘柄
・健全な財務体質の企業
・割安銘柄
・小型株
・株価が上昇基調の銘柄

インデックス投資では不要だった個別銘柄の選択する事、投資タイミングを計る事が必要になってきます。

高配当株投資は銘柄選定とタイミングを間違ったら大きな損失が出てしまう可能性があります。

たけさん
たけさん

インデックス運用とアクティブ運用は真逆のスキルといっていいんだね

インデックス投資から高配当株投資に切り替えないほうがいい理由

これまで紹介したようにおなじ投資でもインデックス投資とアクティブ投資では必要な技術が違います。

せっかく築いた資産を技術が育っていないものに変えると、あっという間に資産が減ってしまう可能性があります。

成功している投資手法は性格にも現状もあっている投資方法といえます。

その方法をあえて捨てて別の投資方法にする必要はないです。

それ以外にも理由がありますので紹介します。

タイミングがはかれない

インデックス投資で資産が最大化をしているときに、基本株高になっていて割安株は少ないです。

高配当株の買い時で暴落があると、インデックス投資も目減りしています。

みすさん
みすさん

適当なタイミングでインデックス投資を解約して、高配当に切り替えればいんじゃない?

そもそも暴落のタイミングは読めませんので、解約した後数年先まで暴落は来ないかもしれません。

その場合投資機会の損失にもなるので難しいです。

インデックス投資にも出口戦略がある

インデックス投資にも取り崩すときの戦略が確立されています。

それが『4%ルール』です。定額と定率の2パターンがあります。

定額は引退時の資産×4%ずつ毎年取り崩すというものです。

定率は資産×4%ずつ定率で取り崩す方法です。

過去に解説している記事がありますのでご覧ください。

投資信託の出口戦略について

お勧めは両方やる事

インデックス投資もいいし高配当株投資もいいなぁと思うのであれば両方やればいいです。

・小額からコツコツと両方のスキルが育っていくことができます。
・大金をいきなりスキルのないことに突っ込む危険性はありません。

投資は必要な技術と資産両方を育てながら継続する必要があります。

それには0からの小額投資をすることがお勧めです。

いいなと思う投資手法はやってみて合わないと思ったらさっさと撤退すればいいと思います。

ただし、入金が分散されるので、インデックス投資だけした場合と比べて資産拡大のスピードは落ちるかもしれません。

長谷川
長谷川

あうあわないはやってみないとわからないので興味あるものは小額で試すのはアリです!

まとめ

インデックス投資で資産を築いてから高配当投資に切り替えはお勧めしない
・必要なスキルが違う
・成功している投資方法をあえて捨てる必要はない
・切り替えるのはタイミングが難しい
・インデックス投資にも出口戦略がある
どっちも魅力的なら両方やればいい
小額からやることで、合わなかったとしても被害が少なくて済む

投資手法を途中で切り替えるのはお勧めできません。

自分にメインとなる手法に小額からトッピングするようにしたほうが着実な投資方法になります。

小額からいいと思う手法を経験し、自分に合った手法の確立をめざしましょう。

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