SPYDが3月の配当金増配してくれました
SPYDの概要
S&P500の中から配当利回りの高い80銘柄を集めたものです。
80銘柄は均等割合で投資しています。
2021年1月紹介時 | 2021年3月18日時点 | |
金融 | 28.52% | 23.45% |
不動産 | 15.83% | 19.19% |
エネルギー | 12.18% | 13.89% |
公益事業 | 9.48% | 12.61% |
情報技術 | 9.18% | 7.64% |
コミュニケーションサービス | 7.58% | 6.3% |
素材 | 6.89% | 4.83% |
生活必需品 | 4.26% | 5.1% |
一般消費財・サービス | 3.85% | 3.81% |
ヘルスケア | 2.22% | 3.17% |
投資先は良くなるように変えてくれてるんだね
本来自分でやらないといけないメンテナンスを、経験実績も豊富なState Street社がやってくれています。
しかも年間0.07%と激安なのはありがたいです。
VYMやHDVより利回りは高めですが株価が上がった分落ちています。
組み入れ銘柄も確認してみましょう。
銘柄名 | 組み入れ比率 |
Hanesbrands Inc. | 1.44% |
People’s United Financial Inc. | 1.42% |
Hewlett Packard Enterprise Co. | 1.42% |
Vornado Realty Trust | 1.41% |
Lincoln National Corporation | 1.40% |
Fifth Third Bancorp | 1.39% |
ConocoPhillips | 1.38% |
Lumen Technologies Inc. | 1.38% |
Valero Energy Corporation | 1.37% |
HollyFrontier Corporation | 1.37% |
日本人にはなじみの少ない企業です。平均的に投資されています。
銘柄もかなり入れ替えられています。主に無配になった銘柄などが除外されています。
これまでのメリットと前回紹介しているメリットをまとめてみましょう。
・分散されている
・経費が激安
・State Street社が運用している
・HDVと相性が良い
・HDVやVYMの半額くらいの価格になっているので買いやすい
増配・株価の戻りで大勝利!
昨年VYM,HDV,SPYDの中でSPYDだけ年間配当金は減配になりました。
コロナショックの影響でVYM、HDVが約30%くらいに対して、SPYDは約50%下落しました。
そのたびにYou Tube等でSPYD終了といわれていました。
しかし、ほぼコロナショック前の価格迄回復したことにより安い時に買えた方は大勝利です。
さらに今年の配当金3月は大幅増配になりました。
2019年 | 2020年 | 配当増減 | 2021年 | 配当増減 | |
3月 | USD0.339422 | USD0.396187 | +16.72% | USD0.636159 | +60.57% |
6月 | USD0.461955 | USD0.365715 | -20.84% | - | - |
9月 | USD0.447676 | USD0.263572 | -41.13% | - | - |
12月 | USD0.49717 | USD0.606617 | +22.01% | - | - |
トータル | USD1.746223 | USD1.632091 | -6.54% | - | - |
もちろん年間通して増配してくれるか?というのはこれからですが、期待の持てるスタートです。
価格の安くなった時が買い時なんだね
もちろんそうなのですが、そのまま償還されてしまう可能性があります。
その場合は損して終わりということになりかねません。
価格が回復してくれるとか、配当金も戻ってくれると信じれるならば投資すればいいです。
キャピタルゲインは一番暴落したSPYDが良かったですが、今回のように戻るとも限りません。
今後SPYDを買っていくのか?
今後の私の方針を参考まで紹介します。
ただし、投資するときは自己責任でお願いします。
SPYDは今後も買っていく。
買っていくのは間違いないのですが、SPYDだけ買っていくわけではありません。
注意点は以下の点です。
この辺を考慮して、HDVやVYMも買いますし、日本株も買います。
トータルで自分に合ったポートフォリオを構築し、バランスをはかりながら買い進めるようします。
まとめ
・結果価格もコロナショック前まで回復し、配当金も増配してくれた
・今後も投資は継続予定
・しかし懸念点は気にしつつ、ポートフォリオの中のバランスを考慮する
配当金目当てなので売却予定はないのですが、含み益の状態は精神的にも落ち着けます。
これからさらに価格が上がるか暴落するのかはだれにもわかりません。
どちらになっても大丈夫なように対策を取りながら投資をするようにしましょう。
今回一番の収穫は、以下の通りです。
・価格下落時に購入することの大切さ
・State Street社の優秀さ
こちらを実感できました。この辺が投資経験の蓄積になると思います。
小額からでも始めることをお勧めします。