いつも紹介してくれてる以外にもETFってあるの?
ありますよ。個人的に買ってはいませんが紹介します。
ETFと投資信託の紹介
VOO
世界一有名なS&P500に連動するETFです。
投資信託だとeMAXIS Slim米国株式S&P500等がこれと同じになります。
配当利回り:1.13%
設定日:2010年9月7日
純資産総額:1941億ドル
株価:359.23ドル(2021年3月21日時点)
運用会社:Vanguard
個人的には価格がそこそこするのであえてETFで買い付けなくてもいいのでは?と思います。
2020年は減配してますが、基本増配傾向にあるので、将来高配当化してくれるかもしれません。
VWO
新興国を詰め合わせたETFになります。
投資信託だと、eMAXIS Slim新興国株式がこれと同じになります。
配当利回り:1.8%
設定日:2005年3月4日
純資産総額:770億ドル
株価:52.81ドル(2021年3月21日時点)
運用会社:Vanguard
新興国の投資割合のトップ5は以下の通りです。
投資先国 | 投資割合 |
中国 | 43.1% |
台湾 | 17.4% |
インド | 11.1% |
ブラジル | 4.9% |
南アフリカ | 4.2% |
詰め合わせといってもトップ3で7割を占めています。
新興国は個別に投資するのは怖いので、このような詰め合わせを買うほうがまだ安心できます。
直近は株高になっていましたが、10年振り返っても横ばいのチャートになっています。
短期でキャピタルゲインを狙うならありかもしれませんが、超長期で持つのはないかなと思います。
VT
世界中の株式約8000銘柄に投資するETFです。
投資信託の場合はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)がこれと同じです。
配当利回り:1.56%
設定日:2008年6月24日
純資産総額:179億ドル
株価:97.24ドル(2021年3月21日時点)
運用会社:Vanguard
昨年は減配されましたがゆっくりと増配しています。
メインは米国株になりますが、これ一つで世界中に分散投資できるのでお勧めです。
ただ配当利回りが低いので、個人的には投資信託で買えばいいのではないかと思っています。
QQQ
グロース株の多いナスダック指数に連動するETFです。
投資信託だと三菱UFJ国際-eMAXIS NASDAQ100インデックス等と同じです。
配当利回り:0.54%
設定日:1999年3月4日
純資産総額:1505億ドル
株価:313.14ドル(2021年3月21日時点)
運用会社:インベスコ
GAFAMの恩恵で直近10年間はS&P500を上回る成績を出しているナスダックです。
S&P500もGAFAM含まれていますが、S&P500はGAFAM以外の株が伸びていないので差が出ています。
グロース株が多いから配当利回りが低くキャピタルゲイン狙いのETFになります。
こちらも価格が高い位置まで行ってしまったので、なかなか手がでません。
また長期金利が上がると高PERのハイテク株は売られやすいので、直近数日は下落しました。
投資信託でも買えますが、インデックス投資としては手数料が高いです。
今後も伸びる可能性がありますが、手数料の高さから長期投資するには微妙と思っています。
中期間・短期間での投資ならありだと思います。
LQD
米ドル建ての投資適格社債で構成される指数と同等水準の投資成果を目指す債券ETFです。
以前紹介したAGGは格付けAAAが多いのに対してBBBが多い債券詰め合わせになっています。
AGGより格付けが低い分、利回りはAGGより高くなっています。
配当利回り:2.73%
設定日:2002年7月22日
純資産総額:439億ドル
株価:128.63ドル(2021年3月21日時点)
運用会社:Black Rock
AGGがローリスクローリターンなのに対してミドルリスクミドルリターンになります。
債券はリターンを求めるより防御力を求めて買うので、わざわざリスクを上げなくてもいいと思います。
とはいえ、債券でちょっとでもリターンを上げたいという方向けになります。
まとめ
VWO:新興国の詰め合わせETF
VT:世界の株式約8000銘柄の詰め合わせETF
QQQ:ナスダック指数に連動するETF
LQD:BBBメインの債券ETF
今回は今まで紹介したETF以外で、有名なETF5選で紹介しました。
最後に書いた意見は個人の感想です。
購入されるときは自己責任でお願いします。