投資信託って色々あるけどどれ買ってもいいのかな
投資信託ならOKというわけではありません
買ってはいけない投資信託
世に出回っている投資信託のうち9割以上はごみ商品といわれています。
その中からまともな商品お選ばないと蓄財にはつながりません。
10%を引き当てるのは難しくない?
カンで選べば難しいですが、以下の条件にあてはめていくとかなり厳選されます。
積立NISA対応商品
積立NISA対応の投資信託は、国の基準をクリアしたもので厳選されています。
国が厳選してくれたのなら少しは安心できるね
金融庁は銀行などに国民の財産が増えるまともな投資信託が少ないことに怒って、何度も指導しています。
そんな国が選んだものはある程度まともな商品と言えるでしょう。
ノーロードの商品
ノーロードとは買い付け時や、売却時などに手数料がない投資信託の事を言います。
投資の利回りは5%~8%(長期運用で平均の年利)です。
買い付け時2%、売却時2%という商品ならほぼ1年分の利益が飛んでしまいます。
2%くらいいいかという事にはならないね
信託報酬0.2以下
信託報酬はその年プラスでもマイナスでも必ずかかってくる運用手数料です。
リアル世界では手数料の高いサービスは良いサービスになりますが、投資は逆になります。
なぜかというと100兆円運用しても100億円運用しても手間は一緒だからです。
資産額が大きいものほど手数料やすくしても儲けがあります。
結果より資金も集まりさらに安くなる場合があります。
また期待利益(5%~8%)から信託報酬が差し引かれるので利益を圧迫します。
2.618%+実績報酬というのもあります。
これは資産が増えても減っても2.618%もらいます。
さらにプラスだったら成功報酬を+αとしてもらうというものです。
実際は運用利回りや積み立てていくと金額はもっと増えていきます。
長期で運用するので、年間の差額だけではなく10年経ったら、20年経ったらと考えると馬鹿にできません。
手数料だらけで恐ろしいね
純資産額が右肩上がりの投資信託
これまでの投資信託であればおそらくないと思いますが、純資産額が右肩下がりの物は投資してはいけません。
純資産額が右肩下がりであれば、投資家がその投資信託を売却し続けているという事です。
そうすると基準価格が下がっていくので、結果さらに売られて純資産額が下がります。
最終的にファンドが維持できなくなって償還されてしまいます。
償還されるとその時の基準価格で強制売却されるので損して終了になります。
純資産額の推移も確認してください
WealthNavi
これまでの条件でクリヤしたものだけを抽出すると60くらいの数に絞れると思います。
数千から60近く絞れればだいぶ選びやすくなると思います。
でも60でも素人にはハードル高いよ
WealthNaviはAIを活用した投資になります。
簡単な質問を答えていくと、自分に合ったお勧め投資信託銘柄を選定してくれます。
世界最高峰のポートフォリオを組んでくれるので経験の少ない人でも簡単です。
そんな便利なサービスがあるなら利用したほうがいいね
ただし弱点があります。WealthNaviで投資信託を買うと1%の手数料がかかります。
わけわからないものに投資して失敗するよりははるかにましな投資手法になります。
勉強するのが面倒くさい。誰かにお任せしたいという方はその分手数料を払って運用してもらえばいいと思います。
自分で勉強して、自分で考えるなら手数料は安く済ませられます
小額投資をすすめます
結局勉強して、経験してみないとわからないという事は多々あります。
そんな時にいきなり1000万円突っ込むとあっという間に半分の500万になってしまったら目も当てられません。
時には失敗しながら修正していくのに小額で始めることをお勧めします。
たとえ半分になったとしても10万円が5万円なら致命傷にはなりません。
最初はおっかなびっくり小額で始めて、理解出来たら適正なリスク許容度の中で投資額を増やすことをお勧めします。
何やるにしても経験して失敗しながらも修正してうまくなるのと一緒だね
まとめ
・積立NISA対応商品
・ノーロードの商品
・信託報酬0.2%以下の商品
・純資産額が右肩上がりの商品
これでも絞り切れないけど勉強するのはやだという方はWealthNaviの利用
WealthNaviはAIが判断してくれて、世界最高峰のポートフォリオを組んでくれます
ただしWealthNaviは手数料が1%に跳ね上がります
少額から自分で経験して自分で作っていけば安い手数料でできるのでお勧めです
人に頼むなら手数料払うようになるし、自分で勉強すればその分手数料がかからないです。
当たり前のことですが、手数料に敏感にならないと資産形成のスピードは速くならないです。
自分で修正しながら自分なりのポートフォリオを組めるようになりましょう。