個人投資家の強みを活かす

投資初心者
みすさん
みすさん

投資はやっぱりプロに運用任せたほうがいいのかな

長谷川
長谷川

個人投資家ならではの強みもありますよ

個人投資家の強み

まずは個人投資家と機関投資家の違いを確認します。

個人投資家:個人の資金で投資を行っている人
機関投資家:個人から資金を預かって運用している、投資を生業にしている方の集まり

機関投資家の主な機関は以下の通りです。

・生命保険会社
・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
・資産運用会社 等

機関投資家は個人からお金を集めて投資を行うので数百、数千億等大きな資金で投資します。

投資は規模の世界なので、5%の利益でも1000億の5%で50億、1000万円の5%で50万と額面で差がでます。

機関投資家は規模という強みを活かして投資ができます。

みすさん
みすさん

やっぱりそういうところに預けるのがいいのかな?

必ずしも機関投資家良いとは限りません。

機関投資家が持っていない個人投資家の利点を紹介します。

個人投資家の利点

キャッシュポジションを多くすることができる

機関投資家はお金を増やす目的に個人から資金を預かっています。

当然資産を増やすために運用しなければいけないので、現金で保有する割合は多くできません。

これから暴落が来るかも・・という時でも投資をし続けなければならないということになります。

一方個人投資家は、キャッシュポジションを多くする事をしても許されます。

暴落時割安で資産を買うのに必要なのはキャッシュです。

その準備ができるのは個人投資家の強みだと思います。

キャッシュが熱くなっていると、暴落時精神安定剤になり狼狽売りをしなくなります。

大事なのは相場に残り続ける事です。

投資の神様ウォーレン・バフェットの名言に金持ちになるには2つのルールを守ることがあります。

①絶対に損をしない事
②ルール①を忘れない事

暴落時に対応するには個人に合ったリスク許容度、つまり防御力が必要です。

防御力を高めるのにキャッシュポジションを一定数持つようにしましょう。

超長期の運用ができる

機関投資家は常に結果を求められます。

四半期ごとの結果報告でプラスになっていないと、顧客から不満がでます。

また暴落時でも株式市場が―50%の下落があったときに、-20%で済みましたといっても顧客からは怒られます。

個人投資家が資産拡大をするのに確立を高めるのは超長期投資です。

超長期投資を勧める理由として、投資の神様ウォーレンバフェットの名言あります。

AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏がバフェット氏に質問しました。
「何でみんなあなたの投資戦略を真似ないのですか?」
バフェット氏「ゆっくり金持ちになりたい人はいないよ」

超長期で運用する大切さはこの名言は参考になります。

たけさん
たけさん

何で超長期で運用できないのかな?

人間には長期の利益よりも目先の利益を優先する傾向にあり、「早く金持ちになりたい」という人間の欲がギャンブル的な投機に走らせ、失敗を招くからです。

バフェット氏の投資戦略は、徹底的に調べて選んだ優良銘柄に長期投資するというシンプルなものです。

とくに「複利」を重要視しており、長期投資することで、複利効果はとてつもないものになります。

資産形成の王道は、長期投資して複利効果を狙うことです。

つまり「ゆっくり金持ちになることですよ」と世界屈指の大富豪が身を持って証明しています。

購入の制限がない

機関投資家は扱うお金が大きいので小型株などを大量に買うと株式市場に影響が出てしまいます。

混乱を招かないために、ある程度売買が制限されたりしています。

個人投資家は基本制限を受けません。

株価が10倍になるものは大型株ではなく、小型株から生まれます。

そんな株に投資できるのは個人投資家の強みだと思います。

※上場企業に勤めていたり、株式市場に影響が出るような職業の方は制限があります。

長谷川
長谷川

某国は普通にインサイダー取引を官僚がしています

日本やアメリカはこの辺の法整備が整っているので、個人投資家が守られています。

まとめ

投資をするなら個人投資家の強みを活かせ
・キャッシュポジションを厚くすることが許される
・超長期の投資ができる
・購入の制限を受けることはない

大は大なりの戦い方になります。小は小なりの戦い方になります。

自分の手持ちの武器や防具を自分で決められるのが個人投資家の強みです。

個人投資家の強みを活かしながら投資戦略を決めていくことをお勧めします。

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