米国高配当ETFの買い時

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みすさん
みすさん

米国ETFの買うタイミングってどうしたらいいの?

長谷川
長谷川

あくまで私見ですが紹介します

買うタイミングの重要性

インデックス投資と違い高配当株投資はアクティブ運用です。

買うタイミングが重要になります。

たけさん
たけさん

定期的に買うのであればドルコスト平均法になるんじゃない?

投資信託なら100円から買えるので10,000円等好きな金額で買えるから数量多い少ないがあります。

しかしETFの場合例えばVYMは現在USD100超えているので少ない金額だと買えないか1株しか買えません。

そうするとドルコスト平均法の『安くなったら多く買える』というのが活かせません。

少なくても月10万以上購入しないと活かせないので、普通は難しいです。

高値つかみをしてしまう

タイミングが重要な理由に高値つかみをしてしまう可能性があります。

高値でつかむとインカムゲイン・キャピタルゲイン両方ともリターンが少なくなります。

同じ10万円を出して1万円の株を10株買うのと、同じ株が2万円になったら5株しか買えません。

買う数量が少ないので、配当金はその分少なくなります。

価格が3万になっても1万円は2万の利益になるけど、2万円は1万円の利益にしかなりません。

おぐさん
おぐさん

安く買って高く売るのが基本だからね

配当利回りが変わる

価格が激しく乱高下しても、配当金は大きく変わることは少ないです。

配当金が同じ100円でも株価1000円なら配当利回り10%、2000円なら5%になります。

配当金を月1万円もらうために必要な金額は利回りによって変わります。

配当利回り 必要な金額※税金は無視してます
3% 4,000,000円
4% 3,000,000円
5% 2,400,000円
6% 2,000,000円
7% 1,714,300円

高利回りになればなるほどギャンブル要素が高まりますが、暴落の時はつられて下がってるだけなら買い時です。

SPYDは現在約4%利回りですが、コロナショックの時は約7%の利回りになりました。

そのタイミングで買っていれば現在買うのと比べて約半分の資金で同じリターンが得られるということになります。

たけさん
たけさん

買うタイミングが重要というのがわかるよ

SPYDの買うタイミング

コロナショックの時の特徴とSPYDの特徴をもとに検討します。

・VYM、HDVに比べて下落が大きかった(40%以上)
・価格の戻りが遅かった
・大型株、小型株関係なく均等な割合で分散されているので小型株の影響を受けやすい
・上位セクターに不動産があり、景気の影響を受けやすい

以上の特徴から高値でつかむと暴落時に大きなダメージを受ける可能性があります。

毎月コツコツ買うよりも暴落時にまとめて買うほうが良いと思います。

HDVの買うタイミング

HDVもコロナショックの時の特徴とHDV自体の特徴をもとに検討します。

・30%くらいの下落で収まっている
・価格の戻りが初動は早かったが、ショック前の株価に戻るのは一番遅かった
・連続増配企業の詰め合わせなので、安定感がある
・HDVだけだと分散が若干弱い
・基本右肩上がりのチャート形状

連続増配企業で構成されているので株価が下がりにくいと考えています。

暴落時はもちろん買いですが、毎月コツコツ買うのが良いと思います。

セクターのバランスを考えるとSPYDとセットで買うと良いかもしれません。

VYMの買うタイミング

VYMもコロナショックの時の特徴とHDV自体の特徴をもとに検討します。

・30%くらいの下落で収まっている
・リーマンショックも経験済みで乗り越えている
・一番価格の戻りが早かった
・10年連続増配している
・約400社で構成されていてセクターの分散もバランスが良い
・利回りが少し低い
・増配率は大きい

非常に優れたETFで弱点は利回りのみといってもいいと思います。

安定感があるので、インデックス投資のようにコツコツ買い続けると良いと思います。

増配率が大きいので、10年後の配当利回りが高くなるのを期待しましょう。

暴落が来たときはもちろん買いです!

まとめ

高配当株は買うタイミングが重要です。
・高値つかみをするとキャピタルゲイン、インカムゲイン両方とも少なくなる
・利回りが低いと目標配当収入に必要な金額が大きくなる
買うタイミングはそれぞれの特徴に合わせて購入すると良いです。
・SPYD:基本暴落時に購入
・HDV:定期的に購入する
・VYM:定期的に購入する

1本しか買えないというなら、VYMがお勧めです。

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