増配だけの資産形成と再投資したときのシミュレーションしてくれない?
増配率を考慮して、再投資するのとしないのとシミュレーション作りました
増配率を考慮したシミュレーション
まずは増配と増配率とは何かを紹介します。
例えば配当金が100円としたときに、10%増配すると110円なります。
さらに次の年10%増配すると110円×5%=121円と複利の力が働きます。
経過年数と平均増配率を固定してどのくらい増えるのかを表にしてみます。
経過年数 | 3%増配時 | 5%増配時 | 7%増配時 |
現在 | 300,000円 | 300,000円 | 300,000円 |
5年後 | 347,782円 | 382,884円 | 420,766円 |
10年後 | 403,175円 | 488,668円 | 590,145円 |
15年後 | 460,390円 | 623,678円 | 827,709円 |
20年後 | 541,833円 | 795,989円 | 1,160,905円 |
現在30万円の配当金をもらっていたとして毎年一定の増配率で計算した場合で計算しています。
再投資なしで単純な増配のみで各年数ごとにどのくらい増えるのか?になっています。
増配率を考慮したシミュレーション
SPYDでシミュレーションします。米国ETFだと2重課税がありますが、今回は無視します。
現在のSPYD利回り4.43%で計算すると33,860,045円必要になります。
年数 | 価格 | 年間購入数 | 持ち株数 | 1株配当額 | 年間配当額 |
現在 | USD39.00 | 109 | USD1.73 | USD188.32 | |
5 | USD49.77 | 72 | 505 | USD2.21 | USD1113.54 |
10 | USD63.53 | 57 | 819 | USD2.81 | USD2304.86 |
15 | USD81.08 | 44 | 1064 | USD3.59 | USD3821.64 |
20 | USD103.48 | 35 | 1256 | USD4.58 | USD5757.63 |
25 |
USD132.07 | 25 | 1401 | USD5.85 | USD8196.70 |
30 |
USD168.56 | 15 | 1496 | USD7.47 | USD11170.66 |
30年後の資産額USD252165.76で年間配当金額USD11170.66になります。
USD1.00=110円で計算すると資産額27,738,233円で年間配当金1,228,772円
配当金は日々の暮らしで使ってしまう前提なので大きく増えません
増配と再投資のシミュレーション
ルールは同じですが、前年の配当金を再投資した場合でシミュレーションしてみます。
年数 | 価格 | 年間購入数 | 持ち株数 |
1株配当金 |
年間配当額 |
5 | USD49.77 |
92 |
566 | USD2.21 | USD1248.72 |
10 | USD63.53 | 97 | 1039 | USD2.81 | USD2924.75 |
15 | USD81.08 | 105 | 1545 | USD3.59 | USD5550.86 |
20 | USD103.48 | 119 | 2110 | USD4.58 | USD9671.61 |
25 | USD132.07 | 135 | 2753 | USD5.85 | USD16105.08 |
30 | USD168.56 | 156 | 3489 | USD7.47 | USD26050.82 |
30年後の資産額USD588105.84で年間配当金額USD26050.82になります。
USD1.00=110円で計算すると資産額64,691,642円で年間配当金2,865,590円
配当金だけで生活できそうだね
投資方針
投資方針はその人の目的で決めればいいと思います。
・とにかくFIREを早くしたい
・老後の資産形成を早くして安心したい
・資産拡大を優先したい
未来に優先度が高い人は再投資するべきです。
今もある程度裕福になっていきたいと思うのであれば配当金を使用してしまってもいいと思います。
どっちかに決めなくても基本再投資、少し贅沢したい時は使うでOK!
このシミュレーション結果は増配率や株価を固定割合で増やしていってます。
実際にそうなるかはわかりません。投資をする時は自己責任でお願いします。
30年後振り返って平均するとこうなるんじゃないかという期待を込めてのシミュレーションです。
読んでくれた方の参考になればうれしいです。