投資信託とETFの違いがよくわからないんだよね
両方とも詰め合わせパックだけど上場しているかしていないかという違いなんだけどもう少し詳しく開設するね
投資信託
投資信託はファンドと呼ばれるプロの投資家がお金を集めて集めた資金で運用する
銘柄によって何に連動するかを決めて運用する方法です
みんなからお金集めて運用するから100円からできるんだね
投資信託でもインデックス運用とアクティブ運用とあるので特徴をまとめます。
インデックス投資
指数に連動した運用を目指して市場の平均を狙う投資方法
指数って何
日本だと日経平均とかTOPIX、アメリカだとS&P500とかだね
例えば日経平均に連動する指数だと日本の代表的な255社の平均株価になるけど、それに連動するということは日本の255社を買っているようなもの
S&P500だとアメリカの代表企業500社に投資をするのと同じということです。
特徴として、運用した利益は翌年の運用に回り、売った時に利益に対して税金が20.315%かかります。
最も効率的で基本的な投資方法です。ドルコスト平均法との相性が良い。
アクティブ投資
インデックス投資に活用に投資のプロが様々な銘柄を売買して運用することを目指したものです。
短期的にはインデックス投資より利益が出せることもあるけど、長期では勝てないと証明されています。
特徴としては運用コストがインデックス投資よりも高いことが挙げられます。
人が動く分高くなるのですが、それが利益を圧迫します。
特別分配に注意
特別分配はタコ足配当と呼ばれています。
通常分配金は企業が出した利益を出資している金額に応じて分配することです。
特別分配は利益が出なかった場合、出資金額を取り崩して分配金(実質返金してるだけ)を出しています。
返金してるだけだからタコ足配当というんだね
それのどこが問題なの?
相場は常の好景気ではなく、不景気と好景気を繰り返しながら成長しています。
つまり必ず取り崩す時が来るということです。
100万円出資して特別分配で80万円に元資が減っていたとします。
好景気になったときに5%の益があったときに100万円なら5万円、80万円なら4万円の利益になってしまいます。
しかも信託報酬で2%とか取られたらどんどん原資が減っていき、その後の好景気の恩恵が薄れていくということになります
特別配当とあったらそのファンドは絶対買ってはダメなものと覚えよう
ETF
ETFは株のように1口いくらで購入するものです。
様々なETFがありますが、現在の市場価格で購入することになります。
それなりの数量を買おうとすると金額も大きく必要になるんだね
分配金がでますが、分配金に対して20.315%の税金がかかります。
米国ETFだとアメリカのほうでも税金がかかりますので28%くらい税金かかります。
じゃあアメリカのETFはやめといたほうがいいかな
米国ETFは素晴らしいものばかりだからおすすめだよ。税金も申告すれば返ってくるしね
ETFの中身は投資信託と一緒です。
例えば
S&P500に連動する投資信託 = VOO
世界株式に連動する投資信託 = VT
といった感じです。
ETFは投資信託に比べて、信託報酬が安い傾向にあります。
またその仕組みから特別分配はできないので安心です。
投資信託に比べて、配当金出るたびに税金がかかるので非効率です。
コツコツ買っていき、配当金を受け取ると投資してる感がでます。
配当金が出るのは投資の実感できるしうれしいね
長期投資にはメンタルコントロールも重要だから私は投資信託とETF両方買ってるよ
自分に合った投資手法で選べばいいね
資産拡大するための投資効率なら投資信託、配当金もらいたいなりETFで選べばいいと思います。
どちらも数十、数百を集めた株の詰め合わせパックです。一気にその会社が倒産することは考えずらいですし、悪くなった会社は勝手に入れ替えてくれるので手間いらず。
個別の銘柄を買っていくよりはるかに簡単ですからどちらも投資初心者向きです。
ただし、どちらも中身が重要です。右肩下がりの銘柄であればどんどん含み損が拡大します。
将来の成長性がある投資信託・ETFを選ぶようにしましょう。