私が買っているETFの紹介をします。
投資初心者でも買い続けると投資の最適解の一つになれる方法です。
HDVとはどのようなコンセプトか
財務健全性が高く、平均以上の配当を支払うことのできる質の高い米国企業を集めたETFです。
米国優良企業の配当利回りの高い70~80銘柄で構成されています。
財務健全性が高いと防御力高い企業の集まりということだね
SPYDが攻め、HDVが防御みたいなイメージだね
HDVのメリット
配当利回りが高い
防御力の高い優良企業を集めているのに配当利回り2.27%です
高配当というには少し足りない感じがしますが、株価が上がって利回りが落ちています。
とはいえ普通に貯金をしたら0.001%の金利ですからはるかにましであるといえます。
高いトータルリターンが期待できる
2020年も新型コロナウィルスの影響下でも増配した実績を持っています。
財務優良企業には投資資金も集まりやすいので、株価の値上がりも期待できます。
売るつもりはないけど、利益が出てると嬉しいよね
分散投資になっている
2021年1月時点でのセクター割合は下記の表のようになっています。
エネルギー | 22.07% |
ヘルスケア | 20.52% |
通信 | 14.58% |
生活必需品 | 13.92% |
公益事業 | 7.45% |
情報技術 | 7.11% |
資本財・サービス | 6.30% |
一般消費財・サービス | 3.30% |
金融 | 3.05% |
素材 | 1.06% |
キャッシュ、デリバティブ等 | 0.56% |
不動産 | 0.07% |
いわゆるディフェンシブセクターに多くの割合があるね
SPYDと相性が良い
SPYDがオフェンス、HDVがディフェンスといったように2つ買うと幅広い分散になります。
SPYD | HDV | ||
金融 | 28.52% | エネルギー | 22.07% |
不動産 | 15.83% | ヘルスケア | 20.52% |
エネルギー | 12.18% | 通信 | 14.58% |
経費が激安
ETFは無配になったり、業績が悪くなったものなどを排除して新しい銘柄を入れてくれます。
自動でメンテナンスしてくれる手間賃が資産額×0.08%です。
100万円積み立てたら年間の手間賃800円というウソみたいな金額です。
自分で銘柄探して入れ替えてという手間を考えたときにこの金額ではできないと思います。
ブラックロックが運営している
世界の運用会社トップ3の一角であるステートストリートが運用しています。
3社の運用資産合計額は1000兆円をこえるといわれています。
運用資産額が桁違いなので経費が安いのもありますが、経験も実績も信頼感が違います。
HDVのデメリット
為替と2重課税の問題
米国株を買うときのリスクはこの2点は必ず出ます。
1ドル=100円の時と1ドル120円の時では同じ100ドルのものを買うにしても円を出す量が違います。これが為替のリスクです。
2重課税はアメリカでも税金を取られて、日本でも税金が取られます。これが2重課税の問題です。
2重課税は申告することにより取り返せるので、面倒がらずに申告すれば問題ないと思います。
今後の方針
2020年にHDVは初めて暴落あったから暴落時にどうなるか知っておく必要があります。
2019年 | 2020年 | 増減率 | |
3月 | USD0.82208 | USD0.914362 | +11.22% |
6月 | USD0.750368 | USD0.879497 | +17.20% |
9月 | USD0.857381 | USD0.850765 | -0.78% |
12月 | USD0.778998 | USD0.923235 | +18.51% |
年間合計 | USD3.208827 | USD3.567859 | +11.18% |
暴落のあった年でも9月に若干の減配があったけど、年間としては2桁増配率と非常に優秀。
インカムゲイン狙いの投資をするのに心強い!
株価について
Yahooファイナンスで6月7日に調べたデータになりますがVYMとHDVとSPYDの暴落前、暴落後、現在と株価を調べてみました。
VYM暴落前USD93.71 暴落時最安値USD70.75 2020年6月7日時点USD85.32
HDV暴落前USD98.17 暴落時最安値USD70.09 2020年6月7日時点USD89.15
SPYD暴落前USD39.89 暴落時最安値USD22.33 2020年6月7日時点USD31.10
という結果になります。
VYM暴落率24.51% 回復率63.45%
HDV暴落率28.61% 回復率70.38%
SPYD暴落率44.03% 回復率49.94%
さすがディフェンスに優れているHDVといったところだね
とはいえ現在S&P500はコロナショック以前の株価を超えているのに対してHDVは2021年1月17日時点でUSD89.68と回復しきってはいないよ。
一生持ち続ける銘柄として検討すべき、『配当を出し続けてくれるか』『株価は上がってくれるか』
この2点ともクリアしてる銘柄で得あると思います。
今後の方針
機会損失にならないように毎月一定数量を買い増しする
暴落があったらまとまった数量を買うことを検討する
一生持ち続けて売らない
HDVだけだとオフェンスが足りないのでSPYDも買っていく。
VYMもいいものだから同様に買い増しする。
VYMは結局SPYDとHDVで分散されているので、いらないかも・・・
VYMについてはどのように推移するかも含めて同様に買い増ししていこうと思います。