FIREって何?
Financial Independence Retire Earlyの略で日本語に訳すと経済的に自立して早期に退職する
ということで、アメリカから始まり、今若い世代を中心にこの考え方がはやっています。
FIREがなぜブームなのか
私は時代背景もあると思っています。
昭和・平成の時代は終身雇用により真面目にコツコツ働いてれば年金で悠々自適な老後生活でした。
今は終身雇用が崩壊し、考え方も『自分らしさ』を求めているという現状があります。
『自分らしさ』を求めたいけど生活のために働かなくてはいけない。
そんな現実世界の中で、FIREの思想は『自由』というキーワードを与えてくれていると思います。
仕事してれば普通にあることだよ
若い人は会社に縛られていると考えるんだろうね
これを解決してくれるのがFIREで、経済的自立が何かでできているのであれば自分のやりたいことができるというわけです。
我慢して頑張って贅沢に暮らすより、自分らしく自由に楽しく普通の生活をしたい。
こんな風に考えているのだと思います。
遊んで暮らすよりも仕事する
遊んで暮らしていけるお金持ちも仕事してるよね
生きていくのにメリハリが必要だからじゃないかな?
いくら楽しい遊びでも、毎日やっていれば飽きます。
お金持ちもきっと何もしないと、生きていてつまらないのだと思います。
メリハリをつける労働があり、それが自分の好きなことだったら想像するだけで楽しいですね。
つまりFIREは遊んで暮らすというよりも選べる自由が手に入るということです。
マネーマシンを作る
自由に暮らすためにお金を定期的に運んでくれる『マネーマシン』を作る必要があります。
最近ではいろんなところでマネーマシンを作れと言われてるよね
マネーマシンがあるとこんな場合に役に立ちます。
- 不慮の事故や病気で働けなくなった時
- 老後体力的に働けなくなった時
- 自分の好きなことをして生きたい時
マネーマシンを作ると将来こうなったらどうしようという不安解消になります。
マネーマシンによる収入>生活費
この状態になったらFIREということですね。
マネーマシンの作り方
マネーマシン(不労所得)は以下のものがあると思います。
この中で配当・利子だけは完全に不労所得です。
経営者になったら、遊んでいるわけにはいかないので、趣味になる仕事ならいいと思います。
不動産収入は実際は入退去管理や、トラブル対応など大家さんとしての仕事はあるので完全な不労所得にはなりません。
そうすると資産形成を目指したほうがよさそうだね
時間をかければ誰でもできるのが資産形成だと思うよ
リスクを取って短期間で収入を上げるのも選択肢の一つではあると思います。
しかし失敗したら致命傷になるようなやり方はお勧めできません。
時間はかかるけど着実に進むほうが日本人の気質に合っていると思います。
サイドFIRE
完全FIREは間違いなく人生上がりの状態です。
しかしそのためにかなりの額の資産形成が必要になります。
サイドFIREは一部労働収入に頼り、一部はリタイヤするというものです。
月の生活費が20万円だとすると配当金で12万円になったとしたら残りの8万円は1週間だけ働いてかせぐというものです。
セミリタイヤってことだね
・月に20万円の配当金だと年利4%だと約7500万円の資産が必要
・月に12万円の配当金だと年利4%だと約4500万円の資産が必要
7500万円は正直気が遠くなるけど4500万円だとまだましだね
生活費が安くすめばもっと楽になります
収入を増やす事よりも、生活費を落とすことを考えたほうが簡単です。
節約は過去の記事にあるのでよかったら読んでください。
過去記事はこちら ※投資をする前に資金を作る方法で解説しています。
まとめ
- 自由な生き方をするのに経済的な自立をする
- 経済的に自立をするのにマネーマシンを作りましょう
- 完全FIREではなくサイドFIREならよりなりやすい
- 生活コストを下げればよりFIREを達成しやすい
最近はやっているFIREは自由に生きるという思想から生まれています。
FIREを達成するために生活コストを下げてマネーマシンを作ることをしなくてはなりません。
また目標額を高く設定すると挫折してしまうのでサイドFIREというセミリタイヤも視野に入れてコツコツ資産形成することをお勧めします。
FIREを達成すると不足の未来に対応できる経済力があるということなので、お勧めです。