投資って聞くと不動産ってイメージもあるよ
物件を持つのもありだけどもっと手軽に不動産投資できるREITを紹介しますね
REITと現物不動産所有の違い
REITとは以前紹介した投資信託の仕組み覚えてる?その不動産バージョンです
投資家から集めたお金で一流の物件を購入し、その賃貸料や利益を出資者に分配する仕組みです。
REITの特徴
REITとはReal Estate Investment Trust (不動産投資信託)の略称で日本のREITは『J-REIT』と呼ばれています。
その名の通り投資信託を不動産でやっているということです。
だからREITは不動産投資なんですが株式に近い形の投資になります。
しかし分配金は賃料や収益から出るため、年4回出たりします。
株式の場合通常年1回又は2回が通常ですから分散してだしてくれます。
回数多く出るってことはその分配当が多いってこと?
100円(仮定)の配当金を4回に分けて出すか、2回で出すかの違いです
REITのメリットは下記の通りになります。
REITのデメリットは下記の通りになります。
リターンが下がる代わりにリスクも下がるんだね
現物不動産の特徴
メリットは下記のとおりです。
家賃収入にしても売却にしても自身がすべてその恩恵を受けられますので大きくなります。
株式などの投資をするのはお金貸してくれません。しかし不動産の場合貸してくれます。
自身の手持ちが少なくても大きなリターンを狙える可能性があります。
手持ちが少なくても大きなリターンを狙える可能性があるんだね
でも、そんな美味しい話しだけではないでしょう?
そうですね。リスクとリターンは一体なのでデメリットも紹介します
物件を購入しても入居が入るとは限りません。空室分は当然賃料が入りません。
購入は大きくなりがちです。安く購入してもリフォームで、新築ならなおさらです。
市場に出回っている物件は掘り出し物はかなり少ないです。
理由はすぐ売れてしまう事です。おいしい物件は市場に出回る前に売れることもあります。
業者がお得意様に話をもっていって売ってしまうからです。
管理やメンテナンスは自分でやらなくてはいけないので手間がかかります。
管理は外注する手もあるよね
管理会社に委託することもできますが、管理料取られます。利益はそのぶん減ります。
メンテナンスは提案してくれるだけで費用は自分で出さないといけません。
そしてすぐに売却できません。仮にすぐ売れるような物件ならば手放したくないと思います。
気軽に手を出すような話ではないね
投資というよりは経営に近いですね
自身で相場観やニーズの把握、価値を高めることをしないと黒字にならないです。
REITの中身
REITで調べるといろいろあるからよくわからない
REITは『事務所、商業施設、住宅、物流、ホテル、その他』とあります。
私の見解を含めた特徴をまとめてみました。
商業施設:大型ショッピングモール等もコロナウィルスの影響で外出自粛が続くと下がる傾向にあります。またネットショップの普及によりそもそも買い物に行かなくなると衰退する可能性もあります。一般的に景気が良くなると消費も進むので、上昇が大きいとされています。
住宅:景気がよかろうが悪かろうが住む場所は必要なので不況時でも底堅い動きになりやすいです。しかし景気が良くなっても家賃が上がるわけではないので、価格が上がりずらい傾向にあります。
物流:ネットショッピングの普及で物流倉庫の需要が高まっています。ネット販売がさらに加速すると需要の多さから値上がり期待できるかもしれません。
ホテル:コロナウィルスの関係で大打撃を受けています。コロナ終息後の旅行需要に期待したいのと、GoToトラベルキャンペーン再開にちょっと期待したいです。
REITはいろんなものを組み合わせてるものあるし特化したものもあるよ
まとめ
現物不動産はリターンも大きいけどリスクもでかい
現物不動産は投資というよりも工夫が必要になるので経営感覚でやる
REITの中身が大事!特徴がそれぞれあるのでお好みで選択する
失敗したら人生破滅するというような投資は投資ではなくギャンブルです。
小額からできて一流の物件に投資できるREITは優れた手法です。
ただし、現物の不動産投資を完全否定してるわけではありません
現物不動産も工夫と手間をかければ収益化できる可能性は高いと思います。
事前の調査、研究が重要です。自身の能力と頑張りしだいです。
それぞれの特徴を考慮して、自分に合った最適な手法を選択してください。