結局入金力がないと投資なんて意味がないでしょ?
小額投資を否定している人もいるけど私はそう思わないです
小額投資を考える
投資は規模の世界なので大きい金額にしないとリターンが小さいというのは事実です。
同じリターン割合でも元本が変われば額面が変わります。
お金を増やす目的だからお金いっぱい用意しないと意味がなさそうだね
確かにそうなんですが、小額投資のメリットというものはあります。
小額投資のメリット
リターンだけ考えればいきなり大金つぎ込みたいのは解ります。
しかし、マイナスになったときのダメージもでかくなるということを忘れてはいけません。
初心者のうちは小額で経験を積めるということだね
そうです。いきなり100万突っこんで半分になったらやらなきゃよかったとなるでしょう
価格の値動きがどうなるのかを経験するのにダメージが少なくすむこれが小額投資のメリットだと思います。
何事も経験してみないとわからないからね
スポーツでも、仕事でもやり方を教わって実際に経験することで理解すると思います。
投資も一緒ですので、初心者のうちは小額から始めるのをお勧めします。
資産形成をするときの壁
資産形成をするのによく言われる壁があります。
私は3段階の壁があると思います。
- 100万円の壁
- 300~500万の壁
- 1000万円の壁
100万円の壁
資産形成を始めて最初の壁になります。
手取り30万円の会社員が収入の1/10の3万円を資産形成に回したとします。
年利5%で運用できたとしたら2年7ヶ月かかります。
自分で貯めた金額93万円で運用によるプラスが7万円くらいです。
2年7ヶ月もやって7万円しか増えないの?
最初はリターンは少ないですが後々でかくなりますので焦らないで
初期の段階はほとんど定期積立貯金している間隔です。
しかし0.1%の定期預金だとすると同じ期間運用しても1000円もつきません。
そうすると貯金してるより、断然いいね
300万~500万円の壁
このくらいを貯めてくるとちょっと贅沢したくなると思います。
結果500万円と300万円の間で行ったり来たりしてしまうという事があります。
我慢しろってことかな?
お勧めはお財布を分ける事です。
毎月の収入から各財布に割り振りをします。
資産形成用のお財布には手を付けない!
これを徹底すればこの壁も突破できると思います。
生活コスト下げればその分自由度が増すね
そうです。節約する事の重要性がわかると思います
同じく月3万円ずつ資産形成して、年利5%で運用できれば10年と8か月で500万円達成できます。
128ヶ月×3万円=384万円 運用益116万円がプラスされる計算です。
運用益が大きくなってきたね
このくらいになると実感しやすいですね
ちなみに定期預金で0.1%の利率だと1万くらいにしかなりません。
1000万円の壁
当たり前ですが、単純に1000万円ためるのは非常に大変です。
同じく月3万円ずつ資産形成して、年利5%で運用すると17年8か月で1000万円達成できます。
212ヶ月×3万円=636万円 運用益364万円がプラスされる計算です。
4割くらいが運用益になるんだね
貯金だけで達成しようとしたら後10年はかかるだろうね
この壁を突破できればどんどん資産形成ができると思います。
1000万円の壁を突破したらどうなるか
1000万円の5%は50万円です。
手取り30万円の給料なら2ヶ月弱の給料が寝てても貰えることになります。
それを資産形成に回して3万円ずつの積立に回せば同じ金額を貯めるのに期間は短くなります。
1000万円から100万円増やすのに1年6ヶ月でできます。
2年7ヶ月→1年6ヶ月
1000万円から500万円増やすのに約5年でできます。
10年8ヶ月→5年
1000万円から2000万円増やすのに9年で増やせます。
17年8ヶ月→9年
1000万円ためた後は期間が半分近くになるんだね
長く続ければ続けるほど投資の力は強くなります。
格差は広がるだけだね
今のルールで行動した人と、昔からの常識で動かない人の差が出るのは当然
まとめ
小額投資は経験を積めるので意味がある
100万円、500万円、1000万円の壁がある
1000万円を超えた後は資産形成のスピードが倍近く速くなる
知って行動した人、知らない又は知ってても行動しない人の格差は広がる
でも投資に絶対はないでしょう?
もちろんそうですが、超長期で運用すると負けないというデータはあります。
投資の世界のリスクとはリターンの振れ幅の事を言います。
振れ幅が小さいとリスクが小さい、大きいとリスクが大きいというように言います。
株式投資はリスクが大きいですが、超長期で15年以上運用すれば下限でもプラスになっています。
しかし投資するものによって結果は変わってきますので注意してください。
グラフはS&P500指数によるものです。
自らの未来を守るために、まずは1万円からでも初めて見ることをお勧めします。