投資とかお金の知識ってどこで学んでるの?
義務教育で教えないから本やYou Tubeだよ
お金の知識がない理由
教育の問題
小学校の時に国民の義務として納税を学びます
小学校、中学校、高校でお金について学ぶのはこれだけです。
しかも納税しなくてはいけないということだけで、社会に出てから必要な以下の知識は教えてくれません。
・社会保険料をどのくらい納められているか
・控除や節税の仕方 等
でも社会人になったら当然知ってるものとして義務だけ来るよね
一般的には会社員になるので、自動で勤め先が納税しているので特に困りません。
しかし現在は副業ブームで国も副業を推進しています。
給料の他に一定の収入があったら会社員でも確定申告が必要になります。
また控除が使えるものは自己申告です。会社に控除できる書類を自分で渡さないと受けられません。
必要な知識は義務教育で教えてくれよ~
誰も教えてくれていないから知らなくて当たり前ですね。
しかしそれも変わります。
実は2022年から高校の家庭科で資産形成が授業で取り入れられます。
ただ、税金ではなく資産形成についてがメインになりそうですね。
国もNISAやiDeCoに続いて金融教育をして投資を促進しているね
これからの社会のルールは投資をするのが当たり前になる世界になるでしょう。
しかし今の社会人は自分で学ばなければいけません。
時代の流れに乗り遅れないように頑張って勉強するよ
バブル時代
学校では教えてくれない金融教育は、親がしなければ誰も教えてくれません。
しかし、バブル時代が投資=危ないという刷り込みを生んでしまいました。
フランスの経済学者トマピケティが本の中で紹介している『r>g』という式をご存じでしょうか?
【中古】まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 / 小山鹿梨子 価格:890円 |
つまりr>gの式は、働いて稼ぐより投資により得る利益のほうが大きいという事を示しています。
バブルがはじけて破産する人が多発したときに今の60代の人たちはこう思ったことでしょう。
・終身雇用で定年まで勤められる!
・給料は年齢とともにある程度上がってくる!
昭和の常識『まじめにコツコツ頑張って働くのが一番!』
令和の時代は社会のルールが違います。
・終身雇用は崩壊している!
・給料は能力主義で真面目に勤めるだけでは上がらない!
令和の常識『真面目に働くだけでは未来がない。何か自分で対策をしないといけない』
社会の変化に適応した考えが必要だね
日本人の気質
日本人は質素倹約を旨として汗水流して働くことを美徳としてきました。
それ自体は非常に素晴らしい事ですし、基本的にお金に困らないためにも必要なことだと思います。
しかし、その考えがお金に対してきれいや汚いという区別を生んでしまいました。
・投資で儲けたお金=汚い
極端な表現ですが、こんなイメージ持ってる人は多いと思います。
実際投資してる人の割合は日本人18%、アメリカ47%、欧州37%と言われています。
世界の常識r>gを知っている欧米人は日本人よりも投資をしている割合が多いです。
投資は元本割れするリスクがあります。
人間は危険を回避しようと防衛本能があるので危険を回避しようとします。
しかしリスクを恐れていたらリターンも得られません。
投資をして一定のリスクを受け入れるか、一生働き続ける人生にするかを選ぶ時代です。
私は一生働きたくないので投資をして資産形成を目指します
投資の原資は本業で稼げますので本業も頑張る必要があります。
余裕があれば副業で+αの収入を稼ぐのもいいと思います。
これからは、真面目にコツコツ働いて、自己投資をして能力開発し、お金にも働いてもらう
これからはそれがベストだね
まとめ
バブルの時代があったから親が投資を否定する
日本人の気質に汗水流して働くことを美徳としている
お金に区別をつける人が多い
社会の流れは変わっているので社会のルールを理解して適切に行動する
自分の身は自分で守る為に知識を身に付ける必要がある
本業は大事!本業があっての投資ということを忘れないようにする
教えてくれなかったから知らなくて当然!と開き直っても誰かが救ってくれるわけではありません。
知識を身に付けて社会のルールの中で適切な行動をとる必要があります。