株高の今から積立NISAはやってもいいのか

株高の今積み立てNISAを始めるべきか？

現在の株価をS&P500指数で確認してみます。

チャートは5年間のチャートです。短期的な下落がありますが、右肩上がりです。

現在の状況を考えると以下のような疑問や意見がでます。

疑問に対して個人的な意見を紹介します。

実体経済と株高との乖離について

実体経済は新型コロナウィルスの影響で全体的に悪いというのは事実です。

では、なぜ業績が悪いのに株価が上がっているのか？以下の３点の要因が考えられます。

資金的に困っていない人でも、給付金などで資金を手元に残している人がいます。

設備投資するでもなく、預貯金してても何もないので、投資に回すという人は多くなっています。

株を買う人が多くなれば株価は高くなっていきますので株高になるというわけです。

コロナワクチン接種が日本でも始まりました。

副作用や効果がどのくらいあるかなどは疑問があるようですが、コロナ終息に向けて期待感があります。

今まで低迷していた、飲食、エンタメ、航空、資源関連の業績が回復するという期待感から株価が上がり始めています。

金融政策が終わる時の暴落懸念

経済評論家は『今の株価を支えるための金融政策が続く限り株高は続く』と言っています。

懸念点はコロナを克服した後、金利を引き締めたときに現在のバブルのような相場が終わる事です。

歴史を振り返っても過度なインフレがあると、金利を引き締めて暴落が起きています。

結論は誰にもわかりません。

相場を完璧によめるのであれば、簡単にお金持ちになれます。

読めないから平均点を目指すインデックス投資をすすめています。

専門家と呼ばれている人たちが暴落が来るといっている

専門家と呼ばれる人たちが今年の秋から冬にかけて暴落が来るといっています。

その理由は概ね以下の通りを理由に挙げています。

納得できる理由だし、そうなんだと思えることです。

しかし相場を読み切るのは不可能です。

素人が予測するより専門家のほうがはるかに確率は高いと思います。

しかしあくまで予測であり、その通りになるのかは神のみぞ知るというものです。

人の意見は参考程度にし、自分で考えて行動しましょう。

今から投資をしたほうがいいのか

結論：積立NISAは今から始めてもOK

積立NISAは、長期運用が基本戦略になります。

直近の株価がいくら上下しようがが関係なく、20年後30年後の株価が今よりも上がっているかが重要です。

むしろ暴落がきて数年はマイナスになっても、そのあと経済が回復してくれれば爆益になります。

その懸念はあります。しかし米国経済はいろんな不況を乗り越えて右肩上がりに経済成長しています。

10年間のチャートですが、これを50年、100年にしても右肩上がりになっているのが米国です。

米国のポテンシャルは過去記事で紹介しています。

今の株価も20年後にはもっと高くなると信じれるなら、直近の暴落は関係ありません。

積立NISA　+　インデックス投資　+　ドルコスト平均法　+　長期運用

この方法での投資は以下のメリットがあります

タイミングを計っていて暴落が来なかったら投資機会を見逃してしまいます。

その損失のほうが大きいです。

まとめ

相場が読めるのであれば、アクティブ運用で上がる株に集中投資すれば大金持ちになります。

相場を完璧に読めないからインデックス投資や分散投資をします。

タイミングをはかるより、小額でもいいから始めることが重要です。

『積立NISAはいつやるのか、今でしょ！』