配当金の使い道について

投資初心者
みすさん
みすさん

配当金は再投資するか使ってしまうかどちらがいいかな

長谷川
長谷川

方針によりますけど私は段階をもうけて使うように考えています

資産形成の基本

資産形成をするときにどんな専門家に聞いても配当金を再投資することが当たり前です。

おぐさん
おぐさん

配当金を投資に回して、資産形成を加速させた方がいいと思うよ

資産を増やす事を1番に考えるなら、配当金を再投資するのは当然の選択です。

しかし投資の目的により少し考えが変わってきます。

投資目的を考える

投資をする共通の目的はお金を増やす事ですが、いつ使うのかは人それぞれです。

・老後に使う為の資産形成:配当金の出ないインデックス投資が一番効率が良い
・年齢が若い今使いたい:投資などせずにお金を使えばよい

両方とも最もな目的です。現在と未来両方ともとれる方法が欲しいです。

たけさん
たけさん

現在と未来両方とれる中間案がほしいね

高配当投資で配当金を使うのが中間案になると思います。

インデックス投資は長期投資で複利の効果が大きくなり、資産形成するのに一番効率が良い投資方法です。

しかし今現在のキャッシュフローは悪くなります。

だから現在の暮らしが楽にならないのがデメリットです。

一方高配当投資は資産から配当金が出るので、配当金が積みあがると日々の暮らしが改善される実感が持てます。

・月5,000円なら通信費が配当金で払える
・月30,000円なら年間36万円で家族旅行がいける
・月100,000円なら家賃やローンが払えるようになる
たけさん
たけさん

配当金でいろんな生活コスト払えれば楽になるね

配当金を再投資したほうがもらえる配当金が増えるスピードが加速します。

お勧めの方針

投資方針として配当金を使ったほうがキャッシュフローが増えていくので楽になる実感が得られます。

しかし資産規模が小さい時は得られる配当金も小さいので、使うのではなく再投資に回すようにします。

資産規模100万円だと配当利回り4%で年間4万円(税引き前)になります。
税引き後(約3万2000円)を12ヶ月で割ると月当たり2,666円になります。

資産規模が1000万円超えてくると利回り4%で年間40万円(税引き前)になります。
税引き後(約32万円)12ヶ月で割ると、月あたり2万6666円になります。

おぐさん
おぐさん

年間約32万円ならいろんなことができるね

長谷川
長谷川

まずは1000万円積み上げる事を目標にしましょう

1000万円以上になったときでも普段使わくていいときは再投資に回す。
1000万円以下の時でもキャッシュフローをよくしたほうがいいときは使うようにします。

キャッシュフローをよくしたほうがいい時
・子どもの学費などで生活が圧迫されるとき
・不況時、給料が減ったりボーナスカットされたときの補填
・その他臨時的に収入が減るか支出が増えてしまう時

配当金を得ると再投資するのもあり、使ってしまうのもありで選択できるようになります。

みすさん
みすさん

1000万円になるのには気が遠くなるね

『1000里の道も一歩から』というように誰でもスタートは0から始まります。

一歩一歩進むことで、必ず到達できますので、頑張りましょう!

NISAのすすめ

高配当株投資をするのに初心者でも簡単なのは米国ETFです。

米国ETFならば、特定の株を買うよりもはるかに安全で分散のきいた投資になります。

高配当ETFで有名なのは、VYM、HDV、SPYDです。

過去記事でも紹介してますのでよかったら見てください。

VYMの過去記事 、 HDVの過去記事 、 SPYDの過去記事

特にVYMはリーマンショックとコロナショックで一時的な暴落をしても、しっかり回復してくれています。

HDV、SPYDはコロナショックしか経験してませんが最近は価格が回復してきました。

積み立てNISAだとETFは対象になりません。

一般NISAだとETFも対象になっているので(一部非対応)高配当投資をメインに考えるならば一般NISAがお勧めです。

投資目的によって積立NISAにするのか一般にするのか目的に合わせて選択しましょう。

まとめ

・配当金はキャッシュフローを改善するのによい方法です。
・老後に使う為ならインデックス投資が一番効率が良い
・未来も今もどっちも取りたいなら高配当投資がお勧め
・高配当投資をするのに米国ETFが初心者でもできる投資方法
・高配投資をメインに考えるなら一般NISAが良い

投資の正解は一つではなく、目的に合わせて手法を変える必要があります。

自分の価値観を振り返って目的に合わせた手法を取り入れるようにしましょう。

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