投資詐欺から資産を守る方法

相場を知る

第一に投資の世界での利回り相場を知る事が必要です。

例えば『人参1本1000円で売れる可能性があります。今なら300円で売りますよ』

と言われたらどう思いますか？

『1000円で売れるわけない。』と思うのはスーパーで約100円で買えるのを知っているからです。

投資の世界で最も有名な世界一の投資家はウォーレンバフェット氏です。

世界一の投資家がだしている年間利回りは21％といわれています。

一般の人が１年間だけ30％超えることもあるかもしれませんが、長期間投資をしていて21％というのは驚異的です。

一般人の平均利回りはインデックス投資で5％～8％です。

10％を超える利回りの場合は基本的にあり得ないと考えていいと思います。

有名な手口ポンジスキーム

詐欺の手口を知ることが防衛手段になります。

『ポンジスキーム』という詐欺の手口は有名でほとんどこの手口だといっても過言ではありません。

100年近く前から使われている手口で、最初に使ったチャールズ・ポンジの名前が由来となっています。

Aさんが『私が資産運用します。年利20％で運用しますので出資しませんか？』と言ってきます。

資産運用を考えているBさん、Cさん、Dさんが試しに10万円出してみます。

Aさんは手元に30万円残ります。

1年後B、C、Dさんに2万円ずつ運用成功しましたので約束通り20％の2万円ずつ配当金がでました。と言って返金します。

B、C、Dさんは『本当に20％になった。Aさんは実現できる実力があるもっと預ければリターンもでかくなる』

このように考えて100万円ずつさんに追加で出資します。

さらにそれぞれの知り合いにすごくいい話があるということで紹介します。

Aさんは運用をせずに実際は返金してるだけなのですが、資金が最大化した段階で逃亡する。という手口がポンジスキームです。

ざっくり説明なのでリアリティがないですけど、実際はもっともらしい理由をつけたり広告塔を使ったりします。

以上の理由がすべてウソということではありません。

まっとうな投資商品で本当のこともあるでしょう。だから理由だけで判断しないでください。

元本保証はあり得ない

よくある手口に元本保証があります。

『元本が保証されているから最悪あまり儲けられなくても返ってくる』

このような安心・安全という言葉で誘ってきます。

リスクとリターンは同じです。元本保証されている投資商品はないと思っていいです。

よくわからない商品にはてをださない

自分が理解できない投資商品には手を出さないというのは鉄則です。

〇〇さんに勧められたからという理由で投資してる人がいます。

投資は自己責任なので、誰が勧めたからではなく、商品内容が良いからで投資しましょう。

私募ファンドには手を出さない

SBI証券や楽天証券などでいい商品はいっぱいあります。

よくわからない運用会社に大事な資産を預けるのはやめましょう。

裏側を考える

いい情報がなぜ一般庶民に降りてきているのか？と考えると良いです。

資金を集めていて本当にいい情報なら、ホリエモンや前澤さんのような超お金持ちに声かけたほうが簡単です。

わざわざ一般庶民に声をかける理由は・・知識がないので見破られる確率が減るからです。

なぜ自分に情報が来ているのか？その裏側を考えるようにしましょう。

ポンジスキームから逃れる方法

以上のことを気を付ければかなりの確率で回避できると思います。

しかしすでに出資してしまってもしかしたら・・・と思っている方に逃れるための方法をお伝えします。

その方法は『誰よりも早く解約して元本を回収すること』です。

これしか方法はありません。

その投資商品が誕生してから1年以内で配当金が数回出たら解約し元本回収してしまうことをお勧めします。

まとめ

資産を早くいっぱい集めたい！と思うのはみんな同じです。

しかしそこに付け込むのが詐欺の手口なので知識武装して防御力を高めるしかないです。

詐欺手口と紹介してますが、合法で詐欺に近い商品というのもあります。

伝統的な王道を行くこと、自分の理解できないものには投資しないというのが重要です。

資産形成するのに着実な一歩を歩むようにしましょう。