なぜ米国株投資を勧めるのか?魅力7選

投資を始める前に
みすさん
みすさん

長谷川君は多くを米国株に投資してるけど日本よりいいの?

長谷川
長谷川

日本にも投資してますが、米国のほうが長期で見て期待できますね

世界の株式の約57%を占める存在感

世界の株式市場の比率は以前紹介したeMAX Slimオールカントリーの比率と同じです。

eMAX Slimオールカントリー目論見書より

1位アメリカ56.6、2位日本7.5%、3位中国4.9%、4位イギリス4.3%です。

たけさん
たけさん

米国1強だね

時価総額ランキングで、世界のトップ50社の約7割は米国企業です。

これらの超巨大企業は世界中で商売をしています

米国企業に投資するということは

・世界をけん引するグローバル・トップ企業に投資すること
・グローバルなビジネスを通じて他国の経済成長も取り込めるということ

人口増加国である

グローバルなビジネスをしていても、自国内がどうでもいいわけではありません。

自国の消費は人口によるものが大きいので将来人口がどうなるのか重要です。

米国 2020年3億3100万人 → 2050年3億8800万人
日本 2020年1億2600万人 → 2050年9700万人

G7で人口増加しているのは米国だけです。

日本は超少子高齢化になっていて、生産年齢人口が減少し、高齢者が増えていきます。

米国は生産年齢が多く、理想の年齢分布になっています。

高齢者は消費を抑える傾向にあるので、生産年齢人口が多いのは経済的にもよいです。

世界最大の消費国

人口が増加する = 消費が増えて経済が良くなるというのが普通の考えです。

しかしあまり関係ないという説もあります。

日本の場合は超貯金大国で、消費に回すよりも貯金という国民性があると思います。

しかし米国は個人消費が世界一位ですので、人口が増えてくれれば消費も増えます。

世界の家計消費ランキング
1位 アメリカ 1470兆円
2位 中国    550兆円
3位 日本    290兆円

ぶっちぎりの1位です。

消費意欲のある人が増えれば経済も右肩上がりになるだろうと期待できるわけです。

国が株価を重視している

米国は国も、経営者も株価を上げることによって株主に還元するように意識しています。

FRB(米国連邦準備理事会)も現在株価を支えるためにお金をばらまいてます。

たけさん
たけさん

株価が上がるとどんないいことがあるの?

例えば500万円持っていて株価が4倍になったとします。

株で儲かったから、旅行や買い物しようという消費意欲がでます。

資産が増える → 消費が増える
資産が減る  → 消費が減る

このようになるのを『資産効果』といいます。

株価を上げると消費が増えて国の経済もよくなります。

米国は超消費国家なので株価を上げれば・・・・

消費が増えて、企業業績も上がり、税収も増えて国の経済が強くなる

このような理由から米国は株価を重視しています。

株価を重視している国と、軽視している国に投資するのはパフォーマンスに差がでて当たり前です。

政治の安定性がある

成長性がある国って他にもあるのではと思うかもしれませんが、そのような国は以下のようなことがあります。

独裁国家だったりクーデターが起きたり政権が何度も入れ替わったりしています。

政治と経済は重要な密接関係があります。

政治の方向性が経済の行方を決める重要な要素だからです。

政治が不安定な国に投資すると、長期投資するのに不安が残ります。

米国は、共和党、民主党の2大政党で、大統領の任期4年です。

大統領が途中で変わることはめったにありません。

日本の場合、安倍政権前は何度も総理大臣が変わっていて、政治が安定しませんでした。

第一次安倍政権から第二次安倍政権前までは株価も低迷していました。

おぐさん
おぐさん

リーマンショックや東日本大震災などの影響もあるでしょ

確かにそうですが、トップがすぐに変わる国には外国人投資家も投資しないということです。

金融法制が整備されている

米国は世界で最も金融法制が整っている国です。

投資家が保護されるし、投資家が報われやすい法律になっているということです。

・企業が資金の不正利用しにくい仕組み
・インサイダー取引などの不正を禁止している
・相場操縦ができない
・企業が自社株買いしやすい
・企業が投資家への情報開示をする  等

一部ですがこのように投資家が投資しやすいように法整備されています。

その他にも補助金や、法人税の引き下げなど企業がビジネスしやすい環境になっています。

とある国では国の官僚が普通にインサイダー取引してたりします。

長谷川
長谷川

安心して投資できる環境になっているのは重要ですね

イノベーションが生まれやすい

米国ほど研究レベルが高く、新しいビジネスを起こしている国はありません。

ノーベル賞も世界で一番受賞しているのは米国人です。

世界のトップ10の大学のほとんどは米国です。(東大は30位代)

世界の優秀な人材が米国に集まり、米国で学び、米国で交流して米国で起業しています。

新しいビジネスが生まれるのはほとんど米国です。

みすさん
みすさん

優秀な人が集まれば新しいビジネスは生まれやすいんだろうね

世界を変えるビジネスが今後も米国で生まれる可能性は高いといえます。

まとめ

世界の株式の約57%が米国株式で占められている
人口増加国である
世界最大の消費国
国が株価を重視している
政治の安定性がある
金融法制が整備されていて、投資家が保護されている
イノベーションが生まれやすい

米国は投資のメインにする理由があります。

しかし米国だけ投資していればOKというと、リスクがあると思います。

米国をメインにしつつ、トッピングでほかの国にも投資することをお勧めします。

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